【将棋電王戦】プロ棋士対コンピューター5番勝負の結果

 

持ち時間双方4時間の対局で結果はプロの1勝3負1分。

 

第一局 阿部光瑠四段 vs 習甦 ○

第二局 佐藤慎一四段 vs ponanza ●

第三局 船江恒平五段 vs ツツカナ ●

第四局 塚田泰明九段 vs puella α 引分

第五局 三浦弘行八段 vs GPS ●

(○:人間の勝利、●:コンピューターの勝利)

 

別にプロが強い人を出し惜しみしたっていう感じでもなくて、第五局の三浦八段は現役のA級棋士(ようは将棋界の10本の指の一つに入ってるといっていいくらい)だ。

この結果は正直意外だったな。

プロの4勝1負、悪くて3勝2負くらいだと思ってたのに。

 

今将棋界の全体のビジネスの流れはB to BからB to Cに移ろうとしているように感じる。

昔はというか今もそうだけど、将棋界の主な収益は新聞社からもたらされるもの。

新聞にさ、囲碁・将棋欄ってあるじゃん。あの情報の対価ってことね。

昔は、囲碁・将棋欄によって、買う新聞が変わってくるという時代があったらしいんだけど、今じゃそんな人ほとんどいないよね。

また、新聞業界って、完全なる内需だから日本の人口減に伴って右肩下がりなわけなんだわ。

そうすると、将棋界の収益も右肩下がりに・・・というリスクが大きい。

 

だから、将棋界は方向転換して、B to C向けのビジネスに力を入れ始めたっていうことだ。

例えば、iPhoneやiPad向けにアプリを開発して、月額350円くらいでそのアプリでプロの将棋が見れるようにしたり、今回のプロ棋士対コンピューターとの対決の主な企画者はニコニコ動画だ。

将棋界はニコニコ動画にコンテンツを売ってるってことだね。

もちろんニコニコ動画側にもメリットはあって、将棋のコンテンツを見たい人がニコニコ動画の500円の有料登録をしてくれたり、NHKニュースに載るような対局だったので不特定多数の人達への宣伝効果があったりする。

 

ニコニコ動画内で、プロ棋士が自分のチャンネルを持ったり(ハッシーとかひふみんとか)、人狼ゲーム(ダハブゲームの元ネタ)を企画していたりする。

人狼ゲーム、めちゃくちゃ見てみたかった。結構外野から見てても面白いものなので。

 

そういう将棋界の流れがあっての、今回のこのコンピューター戦の結果。

もしさ、コンピューター>人間が確定しちゃったら、プロ棋士の価値っていうものはどうしても少し下がってしまうとは思うんだよね。

もちろん、人間同士の手に汗を握る戦いってのはすごい魅力ではあるんだけど。

コンピューターの方が強い世界になっちゃうと、プロ棋士同士の対局を観戦しても、コンピューターで検索してみると、例えば「あ、羽生さん悪手指したわ」とか素人でも分かっちゃうことになる。

今の将棋コンピューターはとても進化していて、対局の途中でもどっちが現局面で優勢かを数値化して示してくれるので、いい手なのか悪手なのかが数字で評価されてしまうことになるのだ。

 

チェスの世界では、もうすでにコンピューター>人間となっていて、チェス界では2日制の対局はなくなったらしい。

将棋界でも、コンピューター>人間となったら、同じように2日制の対局(竜王・名人・王位・王将)は1日制になってしまうかもしれない。

オセロは全局面が10の64乗通り、チェスは10の120乗、将棋は10の220乗、囲碁は10の360乗。この順番にコンピューター>人間の世界になってしまうんだろうか。

ちなみに囲碁は対等な対局だと、プロの方が全然強い。

 

来年もまたプロ対コンピューターの将棋対決はあるようなので、今度はもっと強い人達が出てくるかと思われる。

見てるこっちは楽しいけど、出場する棋士は危機感もあって大変だろうな。

今度は人間側が完勝することを期待したい。

 

 

こんな感じで将棋を見ていたイラン・ゴルガーン。

はい、素晴らしいところでしたよ。

 

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作成者: muneyuki yokoi

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