イスラム教シーア派の聖地に潜入してみた【マシュハド】

 

イランのマシュハドはイスラム教シーア派の聖地になっている。

で、そもそもシーア派ってなんなのと。

イスラム教は大きく二つに分かれていて、スンナ派シーア派

スンナ派はイスラム教の多数派で全体の90%くらい、逆にシーア派はイスラム教の少数派で全体の10%くらい。

イランは、このシーア派が多い国なのだ。

イスラム教シーア派っていうとさ、何かとイスラム過激派と結びつくようなイメージがあるけど、実際はどうなのかな。

 

イスラム教シーア派の聖地となっているハラメモタッハル広場(通称ハラム)はマシュハドの街の中心にある。

ここに入るためには、荷物を全て入口で預けなければならず、入口でも厳重な身体検査が行われる。

荷物を持たずに財布とiPhoneだけもっていざ中に入ってみる。

 

うーむ広い、そしてかなりきれいだ。

24時間聖地として稼働しているのだが、清掃も24時間体制で行われているらしい。

 

ん、どうやらお祈りの時間に入ったようだ。

たくさんの人がお祈りする場所で駆け足で移動していた。

俺はさすがに祈る場所には行けないだろうし、どうすっかなーとたたずんでいた。

 

女性用の祈る部屋を覗いてみる。

これはちょっと怖いな。何か魔法でも唱えられそうだ。

この中は白魔導士が多いけど、外に出るとほとんどが黒魔導士だ。

 

んで、続いてどこに行こう。

ここ入ってみようかな、でも異教徒はここは入りづらそうだな。

そんな風にきょどっていると、一人の警備員が声をかけてきた。

ボランティアで月に一度、ここの警備員をやっているらしい。

色々情報があるからということで、一つの部屋をお勧めされ連れて行ってくれた。

 

さてそこは、、、普通にみんながお祈りしている部屋だった。

後から聞いた話だと、アラブ系のスンナ派の人が集まっている部屋らしかった。

イランのペルシア語と、オマーン辺りのアラブ語は違うもんでね。

 

いやいや、情報なんてどこにもないじゃん・・・と思っていると、一人の係員が、外国人の異教徒向けにスタディツアーのような事をやってくれるらしく、外国人専門部屋のような所に連れて行かれた。

途中で中国人の男性もグループに加わり、外国人専門部屋へ。

プレゼントといって、聖地ハラムのポストカードやらCD、解説本などをもらった。

なんだこれ、本当に無料なのかなと疑ったが、結局本当に無料だった。

外国人の異教徒向けにイスラム教シーア派についての理解を深めてもらいたいという狙いなんだろうか。

 

実際のツアーは、なんというか当たり障りのないところに連れて行ってもらい、説明を受けたという感じだった。

ミュージアムも行ったんだけどね、なんかあまり興味はなかった。

異教徒でただの興味本位で申し訳はないんだけど、人がただ熱狂的に祈っているようなところを見たかったっていうのが本音だ。

ツアー後に、ガイドしてくれた人に、「一人で歩き回ってもいい?」と尋ねると、

「やめといた方がいいよ。パキスタンやアフガニスタンからも祈りに来ているし、異教徒の君を見つけたら外に締め出されるかもしれない。」

ふーむ、そうか。

というわけで昼はいったん引いて、夜に再度ここに来てみることにした。

 

 

夜編、時間は20時くらい。

昼よりは若干人は少なくなったが、それでもまだかなりの人はいる。

俺は髪の毛で異教徒とばれる事を防ぐため、フードを被っての参戦だ。

 

ツアーでは入れなかった建物内部に入ってみる。

ふむふむ、やはり祈っている人達の熱気はすごい。

そして建物内部の装飾もかなり豪華だ。

聖地だけあって金のかけ方が違うな。

 

中でも一番すごかったのがこの奥。

エマームレザーという人の墓になっていて、シーア派の中でイラン人からとても尊敬されている存在らしい。

彼の墓に少しでも近づこうと必死に手を伸ばしている人や、我先にと人をおしのけながら進んでくる人などいて、とにかく人口密度が高かった。

祈りの激しさもここは高かった。本当にこの場所は彼らにとっては特別な存在。

ちょっとだけお邪魔させてもらって、ハラムを後にした。

 

ふぅ、本当にこの場所はすごかったな。

サウジアラビアのメッカはこれ以上の熱気なんだろうか。

いつか行ってみたいけど、あそこはムスリムしか入れないからな。

 

マシュハドはハラムしか行くところはないような街なので、1泊だけし、イランの首都テヘランに向かった。

次はテヘラン編予定。

 

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作成者: muneyuki yokoi

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