お金が引き出せなくて極貧生活【イラン】

 

シーラーズの空港や街でATMからお金が引き出せないのは、シーラーズが田舎だからだと思っていた。

まぁ首都のテヘランに行けばなんとかなるだろうと。

エスファハンの宿にイランで初めての日本人に会ったので、イランのATM事情について聞いてみた。

「イランってお金ATMから引き出せなくないですか?」

 

「うん、だからみんなイランに来る前に、米ドルかなんかでキャッシュで持ってきている。万が一お金を引き出せるとしても公定レートでの取引になるからレートは異常に悪くなってしまう。」

 

・・・。

あと持っているお金は、100$と50€。

まだ行っていないアメリカやヨーロッパのお金を持っているのは、エジプトでのカジノのおかげ。

こうなったらダッシュでイランを駆け抜けて、ATMが使えるアルメニアに早い段階で行くしかないな。

テヘランからアルメニアまでのバス代、アライバルでのビザ代を考えると、あまりお金は使いたくない。

ビザ代が高い&事前に大使館でビザ申請が必要なアゼルバイジャンはパスですな。

 

幸いイランは物価が安く、宿も一泊6$、食費も3食3$でいけるので、長居しなければなんとかなりそうだ。

他のバックパッカーからは、カウチサーフィンをお勧めされたり、テント泊しろと言われたりした。

カウチサーフィンやってみたいけど、イランのネット環境が悪くてなかなかつながらないのよね。

FacebookやらTwitterが使えないので不便極まりない。

 

またイランの公定レートと呼ばれるものは、市中の銀行の交換レートと比べて3倍くらい悪い。

ネットで調べるイランリエルの額(公定レート)と、実際に両替する時のイランリエルの額が異なっていて、なかなか物価水準がつかめずに苦労していた理由が分かった。

イランリエルの交換レートはイランに来てみないと分からないってことなんだね。

ちなみに2013年4月現在のレートは、1$=30,000イランリエルくらい。

イランにはトマムって単位もあって、トマムだと1$=3くらい。

値段交渉する時も、イランリエルなのかトマムなのか、いちいち聞かないと最初のうちは判断できなかった。

タクシーなど街でよく使うのはトマムだけど、英語の話せるホステルなんか行くとイランリエルで値段を提示されたりする。

 

しかし、お金を使い切ってしまう前に、イランのATMでお金が引き出せないことを知っておいて良かった。

あやうくイランを出れなくなるところだった。

イランはアメリカとの中が悪いので、クレジットカード決済もほとんどできない。

イランの他に、事前にキャッシュを用意しておかなくちゃいけない国は、ウズベキスタンベネズエラなどと聞いた。

イランやこれらの国に行く際は、必ずキャッシュを用意しておくこと。

 

 

お金がない時には、夜行バスは便利だ。

疲れるけど、宿泊費を浮かすことができるためだ。

 

そういえばエスファハンからマシュハドでバス待ちをしていた時にあったイラン人の若者の話が面白かった。

ほとんどのイラン人は英語が話せなくてもガンガン話しかけてくるため、こいつもそんな感じなんだろうと思っていた。

が、彼は外国に興味があり、将来ドイツなどのヨーロッパで働きたいらしく英語が上手かった。

日本についてもがんがん質問してくる。

「日本の景気はどうだい、あとトヨタやホンダって最近どうなの?」

「そうだねー、高齢化社会は問題だよね。どう解決すればいいと思う?」

「日本人の特殊性って何なの?」

「イラン人についてどう思う?」

 

こ、答えづらい質問が多いな。

 

「俺はアメリカ好きだよ、アメリカの音楽も聞くし、自由なところがいい。」

イランはアメリカとの仲がめちゃくちゃ悪いが、イランの若者にとってはそうでもない。

彼はテヘラン在住。やはり都会の方が厳格なムスリムよりも、こういう脱イスラムした若者が多いみたいだ。

 

「ぶっちゃけ俺彼女いるしね、みんな普通に彼女くらいいるよ。」

基本的に、この国では婚前前の付き合いは認められていない。でもやっぱりね、そりゃそうだよね。

 

イラン人が海外で働きたいと言っても、実情はパスポートを取るのがなかなか難しい。

約2年間の軍事サービスに従事しなければならず、そこからでないとパスポート取得の資格が与えられない。

 

イランに生まれた瞬間に、彼はイスラム教徒として生きなければならない。

そして、自由に海外に行くこともできない。

女子は外に出る際は髪を隠さなければならない。

アルコールを飲んではいけない。

信教の自由が憲法で謳われている日本人で良かったと思わざるを得ない。

 

彼とは今度はヨーロッパで会いたいな。

そう言ってFacebookを交換し、彼はテヘラン行きのバスに、自分はマシュハド行きのバスに乗って、それぞれ違う道を行った。

 

エスファハンからマシュハドまでは20時間のバスと聞いていたけど、実際は15時間くらいで聖地マシュハドに到着。

 

次回更新は、「イスラム教シーア派の聖地に潜入してみた」
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作成者: muneyuki yokoi

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